本文へスキップ

 





患者の病状に合わせて病床機能を分化・連携することを一つの狙いとして、平成28年10月に「兵庫県地域医療構想」が策定され、構想圏域ごとに設置された「地域医療構想調整会議」において具体的な施策実施が検討・調整されている。
また、地域医療介護総合確保基金で働き方改革推進の支援策が講じられる一方で、公費を投入しての病院のダウンサイジング(病床減少)が推進されようとしている。
このような状況の中で新型コロナウイルス感染症が発生したため、欧米に比較して病床数が多いとされている我が国において、感染症患者の入院病床確保が困難を極めるなど、現在の医療体制の弱点が浮き彫りになった。

民間病院は地域医療を担う基幹であり、新型コロナウイルス感染症の流行が拡大するなかでも、病院職員の献身的な働きにより地域医療を守り続けてきたが、一方で新型コロナウイルス感染症患者の受入れの有無にかかわらず、風評被害、受診抑制等が発生し、経営的にかつてない大きな影響を受けた。
診療報酬上の支援、初診からのオンライン診療の解禁等、様々な改善は認められるものの、新型コロナウイルス感染症の収束が見込めない状況であることから、今後も新型コロナウイルス感染症が会員の病院に及ぼす影響を継続的に把握するとともに、地域医療構想の実現に向けた取組、医師等の働き方改革の推進等、総合的な医療提供体制改革に取り組んでいく必要がある。

このため、Withコロナの先を見据え、医療を取り巻く様々な動向を注視し、行政や四病協、日本医師会等の関係団体との連携・協力を深めながら、会員の病院が新型コロナウイルス感染症による厳しい経営環境の中、安心・安全で質の高い医療を提供することで地域医療を支え、県民の命や健康を守る責務を十分に果たすことが出来るよう、諸事業を推進していくこととする。


1.管理運営・経営改善に関する事業
 (1)定時総会の開催 年1回 
 (2)理事会の開催 年10回
 (3)委員会等会議の開催
  @ 事務長会幹事会  適宜
  A 看護部長会幹事会 適宜
  B 各種委員会等   適宜
 (4)調査・研究の実施
  @ 病院給与・労働条件実態調査
  A その他、必要な調査・研究
 (5)会員増強活動の推進
 (6)兵庫県病院協同組合事業の活用促進

2.地域医療に関する事業
 (1)兵庫県地域医療構想の推進に関すること
 (2)新型コロナウイルス感染症対策に関すること
 (3)その他、地域医療の充実に関すること

3.行政及び関連団体との連携に関する事業
 (1)県、市の医療・福祉に関する各種委員会への参画
 (2)控除対象外消費税の解消に向けた取り組み
 (3)県病院関係6団体、その他医療関係団体との連携
 (4)近畿病院団体との連携
  @近畿病院団体連合会委員会への参加
  A近畿病院団体連合会事務長会への参加

4.民間病院の労務・福利厚生に関する事業
  ・兵庫県病院企業年金基金の活用促進

5.広報活動に関する事業
 (1)会報誌「兵庫県民間病院協会会報」の発行
  ・毎月25日 1,000部発行
  ・配布先  会員病院、県・市等関係行政機関及び団体
 (2) ホームページの運営

6.研修会、講演会などの開催に関する事業
 (1)第16回研究発表会
 (2)診療報酬請求漏れ防止対策研修会
 (3)事務長会・看護部長会合同研修会 
 (4)下部尿路機能障害の治療とケア研修会
 (5)年末特別講演会・懇親会
 (6)2022年診療報酬改定研修会
 (7)その他の研修会

7.「神戸圏域医療介護連携システム」の運営
2025年問題を見据え「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取り組みが急務となっているなかで、神戸圏域(神戸市・三田市)において、地域連携の円滑な推進を図るとともに、地域包括ケア関連施設情報を提供するため「神戸圏域医療介護連携システム」を運営する。
(1)病院及び老健施設が、各々の「病床機能別空床数」「待機人数」「待機日数」などの情報を入力し、共有する。
(2)「介護老人福祉施設」「訪問看護施設」「訪問介護施設」など地域包括ケア関連施設情報を一元的に登録し、地域包括に携わる者及び市民の利用に供する。

8.設立50周年記念事業
 (1)特別講演会・祝賀会
 (2)看護部長会講演会
 (3)設立50周年記念誌の発行
   発行日 令和4年3月(予定)
   配布先 会員病院、県・市等関係行政機関及び団体