本文へスキップ

 





新型コロナウイルス感染症が大流行を繰り返すなか、民間病院職員の献身的な働きにより、各病院の特性を活かした機能を果たすことで地域医療を懸命に支え続けてきたが、結果的には、欧米に比較して病床数が多いとされている我が国において、新型コロナウイルス感染症患者用の入院病床確保が困難を極めるなど、現在の医療体制の弱点を露呈させることとなった。
とりわけ民間病院は、令和2年1月にわが国で初めて新型コロナウイルス感染症の流行が確認されて既に2年以上が経過し、新型コロナウイルス感染症患者の受入れの有無にかかわらず、風評被害、受診抑制等が発生し、経営的にかつてない大きな影響を受けている。
国は、病院経営への影響を軽減するため、診療報酬引き上げ等による支援、初診からのオンライン診療の解禁等、診療体制改善を図るとともに、国、県の補助制度の充実等を進めたが、新型コロナウイルス変異株が次々に出現し、収束が見込めず、未だに病院経営は予断を許さない状況にある。
一方で、財政的には国、地方レベルで厳しい状況に追い込まれており、これまで以上のスピードで医療制度改革を進める必要性に迫られており、医療需要の変化に応じた適切な医療体制の構築に優先して、病院のダウンサイジング(病床減少)等による医療費削減を念頭に置いた対策が進められていく可能性がある。
このため、今後も新型コロナウイルス感染症が会員の病院に及ぼす影響を継続的に把握するとともに、地域医療構想の実現に向けた取組、医師等の働き方改革の推進等、総合的な医療提供体制改革に取り組んでいく必要がある。
このため、Withコロナの先を見据え、医療を取り巻く様々な動向を注視し、行政や四病協、日本医師会等の関係団体との連携・協力を深めながら、会員の病院が新型コロナウイルス感染症による厳しい経営環境の中、安心・安全で質の高い医療を提供することで地域医療を支え、県民の命や健康を守る責務を十分に果たすことが出来るよう、諸事業を推進していくこととする。

1 管理運営・経営改善に関する事業
(1) 定時総会の開催   年1回 
(2) 理事会の開催    年10回
(3) 委員会等会議の開催
@ 事務長会幹事会  適宜
A 看護部長会幹事会 適宜
B 各種委員会等   適宜

(4) 調査・研究の実施
  @ 病院給与・労働条件実態調査
A 新型コロナウイルス感染症の病院経営への影響調査
B その他、必要な調査・研究
(5) 会員増強活動の推進
(6) 兵庫県病院協同組合事業の活用促進

2 地域医療に関する事業
(1) 兵庫県地域医療構想の推進に関すること
(2) 新型コロナウイルス感染症対策に関すること
(3) その他、地域医療の充実に関すること

3 行政及び関連団体との連携に関する事業
(1) 県、市の医療・福祉に関する各種委員会への参画
(2) 県病院関係6団体、その他医療関係団体との連携
(3) 近畿病院団体との連携
@近畿病院団体連合会委員会への参加
A近畿病院団体連合会事務長会への参加

4 民間病院の労務・福利厚生に関する事業
・兵庫県病院企業年金基金の活用促進

5 広報活動に関する事業
(1) 会報誌「兵庫県民間病院協会会報」の発行
・毎月25日 1,000部発行
   ・配布先  会員病院、県・市等関係行政機関及び団体
(2) ホームページの運営

6 研修会、講演会などの開催に関する事業
(1) 総会後の特別講演会
(2) 第17回研究発表会
(3) 事務長会・看護部長会合同研修会 
(4) 診療報酬請求漏れ防止対策研修会
(5) 年末特別講演会・懇親会
(6) 下部尿路機能障害の治療とケア研修会
(7) その他の研修会

7 「神戸圏域医療介護連携システム」の運営
2025年問題を見据え、「地域包括ケアシステム」の実現に向けた取り組みが急務となっているなかで、神戸圏域(神戸市・三田市)において、地域連携の円滑な推進を図るとともに、地域包括ケア関連施設情報を提供するため、「神戸圏域医療介護連携システム」を運営する。
(1) 病院及えび老健施設が、各々の「病床機能別空床数」「待機人数」「待機日数」などの情報を入力し、共有する。
(2) 「介護老人福祉施設」「訪問看護施設」「訪問介護施設」など地域包括ケア関連
 施設情報を一元的に登録し、地域包括に携わる者及び市民の利用に供する。

8 設立50周年記念事業
 (1) 記念式典・祝賀会
(2) 看護部長会講演会
 (3) 設立50周年記念誌の発行
発行日  令和5年3月(予定)
配布先  会員病院、県・市等関係行政機関及び団体