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兵庫県民間病院協会会長  西 昂

兵庫県民間病院協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

令和元年5月に会長を拝命し、本年6月に再選されました西昂でございます。
会員の病院が新型コロナウイルス感染症による厳しい経営環境のなか、安心・安全で質の高い医療を提供することで地域医療を支え、県民の命と健康を守る責務を十分に果たすことが出来るよう、精一杯努めてまいりますので、ご指導、ご支援をお願い申し上げます。

当協会は、昭和34年に「神戸私立病院長会」としてスタートし、昭和45年に「社団法人兵庫県私立病院長会」、昭和50年に「社団法人兵庫県私立病院協会」、平成20年に「社団法人兵庫県民間病院協会」と変遷を重ね、平成25年には公益法人制度改革により「一般社団法人兵庫県民間病院協会」と組織改革を行い、現在に至っております。
令和3年7月1日現在、会員(病院を代表する者)は249人で、県内民間病院の85%以上から代表者が当協会に加入されております。

さて、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、病床機能分化や連携を目的とした地域医療構想の達成に向けた医療の効率性を重視した対策が進んでいますが、現在の医療体制が感染症などの危機に対して脆弱であることが露呈されることになり、医療の効率性の追求と危機発生時の医療の在り方が新たに問われる契機となりました。
会員病院は、厳しい競争に晒される中で新型コロナウイルス感染症による受診抑制等で経営的に大きな影響を受けましたが、地域医療を担う要として、病院職員の献身的な取り組みにより地域医療を守り続けてきました。
今後、新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえた地域医療構想の実現、医師等の働き方改革、総合的な医療提供体制改革等、様々な課題が山積しておりますが、医療関係団体、行政機関との連携を図り、民間病院が県民の命と健康を守る地域の礎であり続けられるよう、会員と共に取り組んでまいります。

本会の一層の発展のため、精一杯努めてまいりますので、会員各位、関係者のみなさまのご支援、ご協力を重ねてお願い申し上げます。